こんにちは、BICPの菅です。本日は第6期の最終日、期末を迎えていますが、なぜかハアハアしていますw というか、僕だけじゃなくて会社のメンバー、皆んな、ハアハアしていますw
今期のはじめ、会社のメンバーには第6期はカオスになるよ、と宣言していました。前期からBICPデータを立ち上げたり、関西にオフィスを開設したり、メンバーを増強したりで、会社もちょっとだけ拡張のステージに突入して、僕自身も以前みたいに現場にフルコミットしなくなる。現場のアジリティ、サバイブ力が試される一年になるなあ、と予測していました。
ところが、その半年後にはそんな予測を軽く超えたカオス状態に突入してしまった、いわずもがな、コロナです。
例年であれば、週次で業績予測を見ながら必要なアクションを取ることでPLの見通しを立てて、ヒリヒリしながらも、期末を迎える、まあまあ、やったったぞ、みたいな感覚があるんですけど。今期は流石にちょっと違いました。おかげさまで、なんとか営業利益を出して期末を迎えることはできたんですが、マネジメントして積み上げた感よりは、触覚伸ばしまくって、右にも左にも転がりまくって、ゴツゴツぶつかりまくっていたら、いつの間にか前進していて期末のゴールテープも切ってしまってた、そんな感覚ですw
ただ、いま思うこと。
コロナは社会にも経済にも大きな影響を与えているのだけど、ポジティブに捉えると、僕ら自身に資源の見直しを強要してくれた、がむしゃらさを取り戻させてくれたんじゃないか、ということです。
制限されている中で、制限されているからこそ、限られた資源の中で、自身の動き方、戦略をよりシャープにする機会を与えてくれたんじゃないかな、と。全てはギブンだったなあと、振り返ると、ホントに思います。
6月、Agendanoteにこんな寄稿をしました。
ニューノーマル 時代を切り開く、5つの行動指針
ここで、提案させてもらった、5つの行動指針
指針①:既知の繋がりを大切にする
指針②:資源を棚卸する
指針③:変化の兆し(オポチュニティ)を掴む
指針④:アイデアを出す
指針⑤:打ち手は小さく、を連発する
もう、本当に、ひたすら、これでした。心は穏やかに、だけど、はっきりいって多動。
付き合ってくれた会社のみんなも、スイッチ入った僕に振り回されて大変だったんじゃないかなと思いますw 本当にありがとう。
毎日、たくさんの人と話しました。古い知り合いとも近況を確認しました。エリアを超えて、会話をしました。びっくりしたのは、すべてが機会だった、ということ。
この半年で、新規サービスのリリースは2件。インサイトリサーチのパートナー、デコムさんとコロナ時代のビジネスアイデア開発のパッケージ「ニューノーマル・デザインワーク」をリリースしました。9月には、チーターデジタルさんと「ゼロパーティデータ起点のマーケティング活動推進」で協業を発表しました。
この後も、まだリリースしていないサービス、取り組みが年末に向けて数件、続きます。BICPの次のステージを象徴するネタも仕込んでいます。機会と機会がシナプスでつながって、妄想が広がって、ワクワクの種がたくさんできた。
よくわかったのは、場所が離れていても、価値観の繋がりによって、コトは起こせること。フィジカルに人と会う安心感もあるけども、価値観が通じ合っている安心感はもっと強いかもしれない。東京、大阪、岩手、ニューヨーク、セントジョージ、ボストン、イスラエル、オーストラリア、もう、場所は関係ないなあ、と本当に思います。むしろ、機会が広がった。本当は、もともと広かったのかもしれないのだけど、コロナがそれに気づかせてくれたなあと。
4月、マーケティング業界の繋がりある方々にお声がけして、クローズドな寺子屋的勉強会「つながり合うマーケ教室」を、取締役の堀くんと発起しました。ありがたいことに、毎回50人〜100人くらいの方に参加いただき、全10回、毎週木曜日の夜、ディスカッションも含めた勉強会を開催しました。
皆さんもそうだったかも、ですが、4月ってなんだかVUCA×100万倍くらいの不透明さ、不確実さで、何が怖いのかもわからない状態。熱っぽくて、何かやらずにはいられなかった、というのが正直なところ。仕事も出勤もステイしてしまった皆さんの拠り所として、俺らやろうか、みたいな形で立ち上げたんですけど、本当は僕や堀くんが拠り所にしていたのかもしれないw
無償で協力いただいた、デコムの大松さん、ツルカメの森田さん、Canvaの植山さん、トレンデーモンの栗田さん、ビジョナル・インキュペーションの青山さん、サンリオの木村さん。同じ思いで、快く勉強会の講師を引き受けていただき、本当にありがとうございました。またやりたいなあ。
早いもので、そこから半年、なんとなく、冷静さを取り戻しながら、新しい機会を生み出す行動を加速していきました。
おかげさまで来期に向けて、新しいビジネスの足がかり、僕たちBICPの次のステージ、種まきができた。
そんな状態なので、期末ではありますが、まだ走り続けている感覚なのです。
もはや、書いていたらさらに興奮してきてしまって、期末の感想文みたいなブログになってしまいましたがww
まあでも、第6期はこんな感じだった、ということなのです。でも、場所は離れているけども、繋がりは強くなった、信頼は太くなった、そんな思いです。機会をいただいた全ての皆様に感謝しています。そして、人の繋がりというのは、その時に何かを得ようとして作るものではなく、一人一人の関係性の間にあるエピソード、それを大切に積み重ねることだなあと、つくづく感じています。
会社のメンバーも同じ。このコロナ禍による結束で、一人一人の間に、強いエピソードができたんじゃないかと思う。みんなが逞しくなって頼り甲斐があって、本当に嬉しい。新しいことだけでなく、目の前のミッションも真摯に取り組んでくれた。熱が伝わってきた。それをみて、僕も勇気をもらった。心も体も、みんながハードワークしたなあと。どこかでちゃんと休んでね。
ということで、ブログ的には過去最高レベルの乱文で、なんだかうまく締められずですがw もうしばらく、転がりながら、引き続き走り続けるのみ、かと思っています。
クライアントの皆様、パートナーの皆様、そしてメンバーのみんな、今期も本当にありがとうございました。第7期も引き続き、よろしくお願いいたします。
(写真は僕の自宅内セカンドオフィスである屋上から、今期最終日の朝日。清々しい。。)