こんにちは、住田オフィスの伊藤美希子です。
今年もいよいよ終わりですね。おかげさまで、住田町での2021年も無事、そうですね、ほんとうに無事終えました。
ガラガラと大きな変化を生み出せているわけでもなく、焦るわけですが、年の瀬に心落ち着けて開設後の出来事をお伝えしたいと思います。
住田オフィスがある世田米商店街は、いわゆるシャッター商店街になってしまっているのですが、そこにオフィスという場を開設してから、いろんな人が遊びにきてくれたり、外から手を振って挨拶してくれるようになりました。
高齢者教室でのマーケティング勉強会
この日はとても暑く、ウチワをもちながら講義中
このカレンダーの目的はなにか、誰向けに作っているのかを整理した上で、いまの表現(写真と文章)はそれに合っているか、日めくりの順番はどうか、などを話し合い、一つ一つのカレンダーにフィードバックをおこないました。
付箋で全体と個別カレンダーにフィードバック
フィードバックをもとに生徒の皆さんが自分の担当カレンダーをブラッシュアップ
最後の授業は特別公開授業にもなっていたようで、オンラインでも関係者に配信されるなかで、これまた汗だくでディスカッションしてきました。
生徒さん一人一人が住田への熱い想いをもってカレンダーづくりに取り組んでおり、若い時から地域に誇りを持って知るということの大切さを感じました。これから高校生になって、大きく羽ばたいていく中で、誰にどのようにしてと考え続けたこの経験が生きると嬉しいなぁと思っています。
有住中学3年生と担任の先生と記念撮影
12月にカレンダーができた!とのことですので、完成品を見るのが楽しみで仕方ありません!
学生さんにマーケティングの考え方を知ってもらいながら、それを武器にこれからを生き抜いていってもらえたらなと思っています。こんな貴重な機会、ずっと住田の家で仕事をしていたらできなかったと思うんです。先生にも存在を見つけてもらって、こんな機会を作っていただき、本当にありがとうございます。
メープルの樹液でつくったメープルエール
こんなふうに声をかけてもらって、進めていることがもう一つ。
教育ではなくて、ビールづくりです。
住田町の食材研究会という有志の方が、カエデの樹液でメープルエールをつくってみたが、この先どうしていったらいいかなーと、オフィスに相談しに来てくれました。
イタヤカエデの樹液でつくったメープルエール「住田森林のしずく」
まだまだ量産できるような状態ではなく、手弁当でつくったとのこと。頂くと、スッキリ飲みやすく、とても美味しいメープルエールでした。
本当は試飲会を開催したいのにコロナでできない、、という相談もありました。ならばオンライン試飲会を!と急遽、友人たちに声がけをして集まってもらい、賞味期限ギリギリに(笑)、制作者のお二人と懇談する試飲会を開催。
急な声がけにも関わらず、集まってくださった皆さん、ありがとうございました!
メープルエール試飲会に参加してくださった皆さん
メープルエール試飲会の様子は、地元紙「東海新報」でも掲載されました。→コチラ
開設してからあっという間の6ヶ月でしたが、住田町の方々にあたたかく迎えていただいて、今年を終えることができました。
来年は、住田町商工会でのマーケティング勉強会の依頼もいただきました。一歩ずつですが、マーケティングの力でこの地域の役に立てるよう来年も頑張って走っていきたいと思います。
新しい年もBICPをどうぞよろしくお願いします!どうぞ良いお年をお迎えください!
クリスマス仕様の住田オフィスは賑やかです